炭素繊維を使って建物の耐震補強

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炭素繊維とは

炭素繊維はほとんど炭素だけからできている繊維といえます。
衣料の原料などでお馴染みのアクリル樹脂や石油、石炭からとれるピッチ等の有機物を繊維化して、
その後、特殊な熱処理工程を経て作られる「微細な黒鉛結晶構造をもつ繊維状の炭素物質」です。

炭素繊維を使って建物の耐震補強をおこなう、そんな紹介がされていました。
紹介されていたのは小松マテーレ株式会社さんの炭素繊維のワイヤーで炭素繊維複合材料『カボコーマ』です。
古くなった建物を炭素繊維のワイヤーで耐震補強を行っているという紹介でした。

耐震補強材として使用した『カボコーマ』は直径約9ミリ(下の画像参考)。

組紐技術を応用した樹脂で炭素繊維を包み、それを7本まとめて紙縒り(こより)のような“縒り線”にして強度を高めています。それを使い重要文化財や世界遺産などの見た目に違和感を感じさせない耐震補強を実現させたそうです。

今後はたくさんの古くよき日本の建築物に起用され保存される事を願いたいものです。

余談にはなりますがパリのノートルダム寺院が焼失しまってから間もなく3年がたちますが現在復興として「国境なき大工」グループによって特殊な大工技術を用い
近代的な機械を一切使わずに手縄を使って三角形の木造建築物を造っているところがニュースになっていました。

いい建物には人を引き付ける不思議な力があり沢山の人達によって復興や保存活動がされています。
このような昔からの技術や最先端の炭素繊維などで歴史的な建物を保存できる技術で歴史的建物がいつまでも見続けられる事を願っています。