中古+リフォーム

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中古住宅という単語は「汚い」「質が悪い」というマイナスイメージを持たれている方が多いのですが、クリーニングやリフォームを行えば全くそんなことはありません。
むしろ中古住宅は必要な部分だけを選んで手を入れることができるのでそういった意味でもお得な住宅購入と言えます。
利用頻度の高いリビングやキッチンに予算を集中して、注文住宅にも負けない豪華仕様を部分的に実現することも可能です。
今回は中古+リフォームの魅力についてご説明いたします。

■優先順位を付けて強弱を付けられるのが最大のメリット

中古住宅と一口に言っても、どのように利用されてきたのかによって汚れや劣化の度合いは大きく異なります。
ペットを飼っていたり、前の持ち主がタバコを吸う方だったりすると傷みや汚れは相応のもので、クリーニングレベルではどうしようもない状態の家もありますが、多くの場合はクリーニングで解決できます。
新築住宅は居室だけでなく廊下・階段・収納に至るまで全てが新品で、お金をかけなければならないのですが、中古住宅はリフォームが必要な箇所、クリーニングで住む箇所、何の対処も要らない箇所に分けることができます。

また、リフォームが必要な箇所の中でも、家族が多くの時間を過ごすリビングに重点を置いて、逆に寝るだけの寝室にはそれほど予算を割かないなど、リフォーム予算や仕様にも強弱を付けることができます。

モデルハウスやリフォームのショールームで、天然素材をふんだんに使い、高級な住宅設備で快適な空間をご覧になられた方もいらっしゃると思います。
家全体をそういった高級仕様にすると予算オーバーですが、リビングだけ、キッチンだけと部分的なリフォームであれば、十分に手の届く範囲で収まることも多いです。

■意外とコストがかかる部分を知っておく

中古戸建ては予算さえあれば新築と変わらない状態にすることができます。
しかし、リフォームにお金をかけ過ぎると、建て直した方が合理的なのでは?という状況も起こり得ます。
お得に住宅購入できるという「中古住宅」のメリットを損なわないためにも、リフォーム費用もなるべく抑えたいと考える方が多いと思います。
そこで、リフォームで直すにはお金がかかる箇所を予め知っておくことで、物件探しや内見の段階である程度選別できるようになります。

・キッチンは天板・収納で判断する
システムキッチンはコンロ、シンクなどパーツの組み合わせなので、部分的な交換にもある程度対応できます。
引き戸の収納やステンレス天板が許容できない場合はシステムキッチン全体を交換した方が良いのですが、内見した段階で特に嫌悪感がなければ、クリーニングでかなり綺麗になります。
ただ、利用頻度の高い住宅設備になるので、コンロ、換気扇、水栓は住宅購入時に交換しておいた方が良いと思います。

・床はお金がかかる
多くの方がクロスと床の張り替えを希望されます。クロスは比較的安価でリフォーム可能ですが、床の張替えは意外とお金がかかります。
リフォーム費用を節約したい場合は、内見時に床の状態をよくチェックして、許容できない状態の物件は諦めるという選択もあると思います。

・木製雨戸、アルミサッシ
外観で古さを演出するのが木製雨戸です。外壁は塗装でなんとでもなるのですが、木製雨戸の古臭さは塗装では誤魔化しきれないものがあります。
また、アルミサッシよりも樹脂製のサッシの方が性能が良いのですが、サッシの交換は外壁との取り合いも関係するので思った以上にお金がかかります。
外観の古臭さを気にする方は、リフォームで交換を行うより、検討から外した方が現実的かもしれません。

・タイルのお風呂
内見に行った際に「実家みたい」「おばあちゃんの家みたい」と言われるのがタイルのお風呂です。
タイルのお風呂は水漏れが懸念されるので、基本的にユニットバスへの交換をお勧めしますが、お風呂はリフォームの中でも高額なものとなります。
リフォームにお金をかけたくない方はタイルのお風呂の物件は避けた方が良いと思います。

■間取り変更を視野に入れる

リフォームをある程度行いたい場合、どうせリフォームするからと言って築年数が古めの物件を探す方がいらっしゃいます。
しかしあまり上手くいかないケースも多いようです。
理由は間取りです。
住宅の間取りも時代によって流行があり、少し古い物件だと1階にリビングと和室が併設されている間取りが多くありました。
荷重を支える関係で柱を取るのは難しいケースがありますが、和室とリビングの間の壁はそれほど強い耐力壁になっていないケースも多く、耐震診断や耐震改修ができるリフォーム会社にそうだんすれば割とあっさり実現できたりします。
まとまった規模のリフォームを前提とした住宅購入の場合は、あまり現況の間取りに捉われず、希望物件が見つかったらリフォーム会社に早めに相談するのがお勧めです。
まとまったリフォームを行う場合は単純に相見積もりでリフォーム会社を選別するのではなく、耐震など技術力があるかどうかも大切な判断材料になるのでご注意ください。